午前中、照明作業の中、細かい補強など進める。
役者に動いてもらって位置が決まったものを固定する。
照明の具合を見て、細かい塗装の直し・汚しも加える。
手洗いに入ると窓からの眺めが壮観。
以前来た時とか、昨日は慌ただしくしていて意識していなかったのだが。
ここ、シアターグリーンの経営者はお寺なので。
圧倒される光景。
背後がビル群というのが、また異様。
墓地を見下ろすなんてあまりないことなので、ちょっと罰当たりな気分にすらなる。
音響の北さんが、舞台装飾用に用意した一斗缶を、生音響効果として使ってくれることになった。
ちょっとしたスチールドラム。
北さんはDJでもあるので、色々生音で出したり、充電ドリルの音を録音して効果音つくったり、劇中のアナウンスを生でエフェクトかけてやってみたり、客入れ中のマイクパフォーマンスもしたり、とても楽しい。
一斗缶のベコンベコンした音は、装置製作中から気になっていて、何か使えるんじゃないかと思っていたが、さすが現場に入ってからの発見と適応力がすばらしい。
一斗缶は基本三面のみ塗装していたが、一つだけ四面塗装したものを、公演終了後、北さんに進呈することにした。