舞台美術プランとか劇場スタッフとか、

かつては写真とかもしてきた、松本謙一郎のサイト。


今(2010年〜)はもっぱらツイッター( @thinkhand / ログ )で、ブログとしては更新してませんが。
最近は主にもろもろの告知とアーカイブ、ポータル的編集記事など。

2008年あたりは、割と色々書いてます。






























ホームセンター

連続模型のプランニング期間中。
明日は、再び稽古見して打合せ予定。
さらに具体的な形に検討を重ねる。

今日は、プランを考えるのに、また材料を物色したり値段のリサーチをするのに、豊洲のビバホームへ。
よくホームセンターでプランを考えることがある。


打合せや資料で入力したことや、スケッチの類、劇場や作業期間の諸条件など、すでに考える材料はあっても、自分の頭の中で考えるだけでは足りない。
材料から触発されることもあるし、予算との兼ね合いもある。

普段よく使う素材だけでプランするのであれば、改めて値段をチェックしに行くこともないし、物が絞れていれば電話問い合わせとかでも済むのだが、やはりやや目的をルーズに持ってホームセンターの棚をひやかして回ることで発見すること、思いつくことは多い。
もちろん、どんなにがんばっても、ホームセンターの棚にある膨大な物すべてを記憶することも出来ないし、正確にメモして持っておくことも出来ないし。

ただ、自分の頭の中にも「漠然とした脳内ホームセンター」は日々つくられてるのだろうな、とは思う。
頭の中のホームセンターがいつも限られた品揃えでは面白くないので、新しい物も仕入れたい。
しかし、これは必要になった時に探し始めるのだけでは間に合わない。
日々、見る物に興味を働かせておく必要がある。
脳内に「使い方はわからないけど、何かに使える物BOX」をつくる。

だから、目的とは関係ないところも、ぶらぶら見てみたりする。

工房(六尺堂)に寄って、目下の工房の状況も確認。
作業予定の調整などは、メールやウェブでのやりとりでこと足りるものの、これも実際しばらく行ってないと状態がつかめないことがある。
他の人がつくっている物、使い終わった物の中から意外な発見があることも。
ネット環境もあるので、ここで考えたり、調べたり、メール作業するのは快適。
広いところで考えると、頭の中や図面だけで考えるより、空間が想像できる。