2010年5月30日

S.A.I. ラウンドテーブル「ニッポンの舞台美術」

日々のことはツイッターで、ちょっとまとまった情報はブログで。
というような状態になって久しく、ブログの更新が滞っている。
世の中全般にけっこうそういう傾向があるように思う。
もう少し、時折何かをまとめては更新しないとな、とは思うのだけど。
こういう告知情報のときだけ更新するのもどうかなあ、と。
しかし、ネット上の宣伝告知方法も、掲示板などは、よほどポータルサイトなどとして機能しているところをのぞけば、古い手法であまり役に立たない現状を今回実感。

そこそこアクセス数があって常時情報を出せるブログを(あるいはいくつか)維持しておくことと、リアルタイムに情報発信出来るツイッターを、生かしておくのが今流なのだな、と思う。

というのも近々開催の、
ラウンドテーブル「ニッポンの舞台美術」
http://infonposai.blogspot.com/2010/04/blog-post_29.html
自分が企画担当になっているもので。

舞台美術の海外状況を前提として知識交換し、今後の舞台美術のあり方を議論し合い探ろうという企画。
最近話題であるところの「劇場法」のことも当然俎上にあがると思われる。
パネラーに大阪・インディペンデントシアターの相内氏をむかえており、参加者の状況から民間小劇場の問題、劇場運営についてもおおいに話題が出そう。

劇場法や事業仕分けなど、舞台芸術をとりまく状況が大きく変化し、文化行政に関する議論が活発な現在。
この先、日本の舞台芸術がどうなるのか?どうなるべきなのか?何をするべきなのか?
舞台美術を起点として、海外の事情を参考にしつつ、幅広いパネラーの報告・意見をもとに、参加者も交えた議論によってビジョンを探るのが、今回のラウンドテーブルです。

S.A.I. ラウンドテーブル「ニッポンの舞台美術」

■ ■日時
2010年 5 30 (日)
1400 受付開始・開場
(受付〜開始までの間 舞台美術研究工房六尺堂の見学をしていただけます!)
1430 開始
1700 終了予定(終了後、懇親会あり・五反田駅近辺)


■場所 アトリエヘリコプター(舞台美術研究工房六尺堂となり)
   東京都品川区東五反田2-21-17
   JR五反田駅・大崎駅 下車約10分

■入場無料(懇親会実費) 定員30名 [ まだ余裕アリ!] 要予約 / 問合せ info.npo.sai@gmail.com



第一部
パネラーの方に諸外国の舞台美術(あるいは演劇全般)状況について報告、および現在の日本の状況について考えることを発表していただきます。

第二部
第一部で紹介された諸外国の状況を前提に、日本の舞台美術のこれから、可能性、現在抱える問題などについて、参加者も交えたフリーディスカッションを行います。

■パネラー
相内唯史  (インディペンデントシアター/劇場プロデューサー)
鈴木健介  (舞台美術家/青年団
杉山至   (舞台美術家/青年団
夏井孝裕  (劇作家・演出家/reset-N主宰/massigla lab.代表)
野村政之  (こまばアゴラ劇場青年団制作)
畑野一恵  (舞台美術家)
水谷雄司  (舞台美術家/王様美術 [ blog ] )

[ パネラープロフィール ]


■主催 S.A.I.
■協力 舞台美術研究工房六尺堂 アトリエヘリコプター

2010年1月22日

照明の日

検索語「smart fade」「smart fade / 操作方法」などでこのブログに来ている人が意外にいるようだ。それなのにあまり役にたつことが書いていないのは申し訳ない、と思っていたのだが、、、今回はちょっと役にたつかもしれない記事。

劇場が空いている日というのは意外に貴重で、メンテナンスや下見・採寸など、空いていないと出来ないことが割とある。
今回、王子小劇場が空いている機会を利用して行うのは、照明機材の勉強会。
劇場スタッフ内の勉強会を、さらに参加者の幅を広げて。

照明記憶卓「 ETC smart fade 」の 操作方法勉強会がメインで、空いているホールの空間と機材を使った照明のテスト、基礎的な照明技術の知識交流、そして新型のLEDローホリのデモストまでついでに。
ユル〜く、幅広く一日。

「照明の日」

以下、案内
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■王子小劇場 照明の日

日時 2010年1月27日 
・15時ごろ〜 ETC smart fade 照明記憶卓 操作方法勉強会
・17時ごろ〜 LEDローホリ・新機材デモ
・18時ごろ〜 交流会(照明さん・劇場さん)

王子小劇場では、来る1月27日、劇場が空いている日程を利用して、舞台照明技術の勉強・研究会、および参加者の交流会を行います。

王子小劇場の機材と空間を使って、照明技術を色々ユル〜く自由に試す一日です。

一応、開始は15時で以上のようなプログラムですが、午後から夕方までヌルっと色々照明機材をさわって夜は軽く飲みましょう、という感じの会ですので時間は気にせずご参加ください。

内容は、

1) 照明記憶卓「 ETC smart fade 」の基本操作を習得する。(初心者向け)
王子小劇場でも昨年より新規導入された備品なので、劇場スタッフ内でも、その基本操作を確認・把握するために、すでに灯体が吊られているうってつけの状態で、王子小劇場の照明スタッフがインストラクターとなり、基本操作・簡単なシーン記憶などを解説します。
そして、実際に納得出来るまで操作してみる、試してみます。

この先王子小劇場を使用する照明スタッフさんなどで前もって操作を方法を知っておきたい方、同様にsmart fadeを備品としている他劇場さんもごいっしょに。
より操作方法を熟知し、知識を交換する機会にしましょう。


2) 新機材デモ「LEDローホリ」
王子小劇場でおつき合いのある業者さんにより、新しい照明灯体・LEDによるローホリゾントライト
「ライブギア Power Mix ROXCYC MODEL J」
http://www.livegear.co.jp/index.html まだサイトにも商品情報がない新製品ですね)
の商品デモンストレーションがあります。
興味のある照明スタッフさんや他劇場さんも、この機会ごいっしょにどうぞ。


3) 王子小劇場の空間を使っての照明テストし放題
現場に入って、明かりを出してみないと色々わからないのが照明さんのツラいところ。今後王子小劇場を使う予定のある照明スタッフさん、劇場が空いている機会に色々試してみませんか?


4) 照明さん・劇場さん 交流会
当日集まった顔ぶれによって、照明技術や劇場運営のよもやま話などして交流するよき機会にできれば。
機材トラブルへの対応方法や、実は知らないけどなかなか聞けないこと、照明さんから劇場への要望など、照明さん劇場さん双方に有益な話題が色々あると思います。

また、他劇場さんに対しては、最近王子小劇場が導入した「Twitterの活用について」や、置きチラシ・折込みの劇場管理についても話題にしていけたらと思っております。

■問い合わせ・連絡先 担当 / 松本 thinkinghand@gmail.com まで
参加したい方は事前に連絡ください。
当日飛び込みももちろんOKです。

2009年12月16日

劇場は生き物

これまでは、あった出来事に投稿の日付を合わせていたが、あんまり日記にもなってないので、これからは書いた日付のままにしよう。

11月23日、すでにしばらくたつが、年明けのパセリスに向けてOFFOFFシアターの下見採寸。
以前、ちゃんと美術プラン(作品記録)として入ったのは、猫☆魂「アンラッキー・デイズ」初演のときだから、2004年。約6年ぶり。
そのとき、割と詳細に採寸してつくった図面(CAD)データはあるのだが、その後一部の壁面を防音強化したという噂を聞いていたのでその確認のため。
あと空間の感覚を再確認する意味も大きい。
実際の空間に身を置き、動いたりしながらの美術打ち合わせは、やはり発想が広がって効果的だ。

その2004年バージョンの図面(CAD)データが、その後数人身近な人の手に渡っていることは知っていたが、意外とさらに流通したよう。
今回の舞台監督が事前に用意していた図面も、よく見ると、そのデータがベースになっていた。
細かい数値がmm単位で同じなので、間違いない。
こういうことが、もっとオープンソースのように展開出来るとよいのだが、舞台スタッフの世界が2.0化していくのには、まだ時間がかかりそう。

バラし(撤収作業)後の下見で、あまり時間もなかったし、作・演出家と色々相談しつつだったので、だいたいのところは以前からの図面を信じることにして、厚くなった壁の寸法のみ要所要所採寸する。
あと、図面に入ってないかもしれないところ、後で気になりそうなところはデジカメで記録。

実測の数字を図面に反映させてみると、奥の壁面が73mmほど厚くなっているようだった。
画像ではないファイルをこのブログにアップするために、Googleグループのファイル機能を使ってみたら可能だったのでアップしてみる。

OFFOFFシアター平面図データ(ベクターv.8)(PDF)(梁図面PDF

こういう個人作成の図面データをオープンソース的に共有していくのには、作図の信頼性、責任という問題が出てくる。
自分が採寸・作図したのではない図面を信じて舞台装置をプランし、建て込んだ結果寸法が合わない、それによってトラブルが発生した場合、だれに責任を求められるのか?

それは、最終的にプランし建て込む者(舞台美術家、舞台監督、大道具チーフ、など状況と現場の性質によると思うが) にあると思う。
自分が採寸・作図していない図面、たとえば劇場側が用意している図面をもとに、寸法ギリギリの装置をプランして、そのようなことになった場合、劇場にその責任を追求出来るだろうか?

そのようなギリギリのプランの場合、作図段階での精度やミスの問題も考えられるし、装置の精度やミス、施工段階での、墨出しや施工方法による誤差やミスまで考えられる。
劇場図面の不備に原因を絞り込むには、相当の検証が必要だ。

工業製品でない舞台装置の場合、(自分の場合は)1mm2mmの精度は目指しても、影響ないと判断したらある程度でよしとするし、3mm4mmでも許す人や状況はあるだろう。
劇場備品(その多くは木製)も経年劣化するもので、多少の狂いは目くじら立てないのが現場の共通認識だろう。平台の框の厚みなど、杉材なら5mm6mmも経年劣化で縮むことがある。
装置も備品も木でつくられることが多いので、反りやゆがみが数mmの誤差になることもある。

そんな装置や備品を構成してつくられる舞台は、1mm2mm〜5mm6mmまで誤差の積み重ねが発生する。部分的に許していた1mm2mmも積み重なれば、10mmにも20mmにもなる。
そうすると、さすがに1mm2mmでは怖いから10mm20mm余裕を見ていたものも入らなくなったりする。ギリギリなら、なおさら。納まらないときは1mm違っても納まるものではない。

そんな、おそろしく可能性が追求できることをいちいち検証していられるほど日本の劇場の現場には時間の余裕はない。追求したところで、大事なのは時間なので、何の保障が期待出来るものではない。
問題が発生しないように、どの程度余裕をみたプランにするのかも、ちょっとくらいの問題は現場で解決できると、解決法も想定してギリギリまで攻めるかも、自分の責任だし自由だ。

だから、劇場公式の図面に精度や信頼性など、求めなくなっているのが、少なくとも自分の身の回りのスタッフのスタンダードだと思う。
自分の場合、ほぼ必ず下見採寸し、自分で作図する。他の図面データをベースに修正をかけたりもする。
それ以前に、ここまで論証してきたレベルよりも圧倒的に精度の低い図面を公式図面にしている劇場が意外と多いのが、日本の、、100を越えて存在する東京の小劇場の現実だ。

その上、ただでさえ劇場はケーブルコンセントや配管など微妙な突起が多くなりがちな上に、小劇場空間には転用施設や自力改装などが多く、むき出しの梁や構造・配管・ダクトなど不規則な箇所が非常に増える。
このOFFOFFシアターも雑居ビルのワンフロアーで、舞台奥の不定形な斜めの壁面と癖のある梁が特徴的だし、同じフロアーの駅前劇場、上手舞台奥のダクトには悩まされたスタッフは数多く、有名だ。
そして、こういった設備は、日々痛むこともあれば、メンテナンスもされ、微妙に形を変えることがある。

管理が杜撰な劇場だとなすがままに老朽化して状態が変化するだろうし、営業努力を惜しまない劇場であれば、改善により状態が更新されていく可能性がある。どちらにせよ、小劇場施設は変化していく性質がある。

舞台スタッフの常識として、劇場公式図面(は、さすがにある程度の信頼性がなければ、劇場としての信頼に関わるが、それをどの程度と考えるかという議論は、別として。別途、共通認識がつくれるといいとは思う。大きなホールのバトン図などが100mm〜500mmもずれてることにはよく遭遇するが、100平米以下の小劇場でそこまで違っているのは、同じに出来ない。)にしろ、だれかが作図した図面にしろ、どう信用してどうプランし仕込む(施工する)のは、実際プランし仕込む者の責任であるというリテラシーが業界で共有出来れば、オープンソース的な図面情報の共有化がもっと進んでよいのだが、と思う。
完全に信用して使うことはないにせよ、より信頼できるベースから修正かけるだけでも楽だし、それほどの精度が必要ないときや、下見採寸出来ないときにはかなり役に立つはずだ。


同じ本多劇場グループの劇場、ザ・スズナリの公式図面には

劇場は生き物です 厳密な数字が必要なところは実際に劇場に来て採寸ください。」

(後半うろ覚え)という名文句が書き込まれている。
腹を立てる人もいるとは思うが、自分は素敵だなあ、と思う。

知り合いの音響さんに聞いた話では、音響ブース内(何度も入ったことがあるのだが、気がつかなかった。)には

「機材が不調なときは劇場スタッフに声をかけてください。 なんとかします

という張り紙があるらしい。
なんとかします」これも格好いい言葉だ。
ちまちまと責任問題とか、条件づけとか説明しない。
相談に乗るのか、いっしょに問題解決するのか、修理するのか、他の機材を用立てるのか、金銭的保障をするのか、わからないが。そんなことは状況による。それがライブの現場だ。
とにかく、なんとかするのだ。なんとかするしかないのだ。
とにかく対応するのが劇場の仕事。
このことに関しては、また何かの機会に書きたい。

2009年11月17日

連戦明け

9月から、正確には8月末の稽古見・打合せから始まり、11月まで続いた連戦が一昨日エレクトリック・モンキー・パレード「シガラミズム」の千秋楽、そして昨日の荷下し・廃棄作業まで終わった。
まだ色々残務はあるけど。

舞台美術を装置製作まで請けもつと、細々とした領収書も山ほど貯まるし、人を雇ったり、廃棄処理を共同で行ったりもするので、計算や請求や精算や支払という煩雑な作業がつきものになる。
個人だから、自分でやるしかない。
しかも、終わってみないと、いくらになるのかわからないものが多い。
工房(六尺堂)を使用するのも共同運営なので自分で行う事務処理がある。
舞台美術家・装置製作者はナグリ(舞台用金槌)や刷毛を振り回しているイメージの割に、舞台スタッフの中でも意外と煩雑なデスクワークが多いポジションだと思う。

9月〜11月まで、三ヶ月で6公演、一ヶ月2公演ペースだと思って腹をくくっていたのだが、最初の初日から最後の楽日が、実は二ヶ月のうちに納まっているのを、途中で照明家の永さん
「あなたみたいな(時間かけてプランする)人にしたら無茶苦茶なペースだ」
と指摘されて、始めて気がついた。
一ヶ月3公演ペースだった。
忙しいのも無理はない。
それぞれの公演の打合せや稽古見の予定を入れているうちにどんどん予定がうまっていった。


月3公演ということは、月のうち仕込み(施工)1日〜3日、バラし(撤去)1日、で9日〜12日間は消化される。それぞれ、本番の芝居も観るし、初日には飲むし楽日には打ち上げで朝まで飲みもする。
翌日には片づけ作業もあるし、廃棄処理などもしていたら丸一日近くつぶれる。

装置製作にもそれぞれ4日かけたとして、やはり12日間は消化される。

残った6日のうちで、稽古を何回見ることが出来て、打合せを何回出来るだろうか。
もちろん、一日のうちに稽古場を二カ所回ったり、製作作業してから打ち合わせることもあるが、それ以外にも買い物をしたり、資料をあたったり、図面を引いたりという時間が圧倒的に必要だ。
こんなペースではやってられない。
もうやらない、と思う。

それに今回の連戦では、自分としては初めてのことなのだが、楽日(千秋楽 / 公演最終日)の翌日が次の公演の仕込み日という連投さえあった。
バラしには、代打をたてて、積み込んで、仕込み準備の打合せやデスクワークを片づけて、打ち上げに向かい、朝まで飲んで、仕込みに入る。
こんなことは、もうやるまいと思う。


しかし

ロロ「LOVE」2010/1/1〜1/4@王子小劇場

のあと、1/5劇場入りの

パセリス「届かないことだってある」2010/1/7〜11@OFF OFFシアター

をやることにした。

西原理恵子著書にあったと思うのだが「人間というのは、反省はするけど、繰り返す」

2009年7月27日

後半戦

気がつけば、2009年も上半期が終わり、後半戦に入った。
厳密には、6月末で折り返しになるが、7月にあったマグネシウムリボン「ジャック」は上半期に打合せとかコアな時間が多かったので、感覚としては前半戦のシメといった感じだった。
前半戦は

2月 五反田団「俺の、宇宙船」@三鷹市芸術文化センター星のホール(舞台監督)
3月 フナレ「モンスター」@ウエストエンドスタジオ
5月 ロロ「家族のこと、その他のたくさんのこと」@王子小劇場
7月 マグネシウムリボン「ジャック」@ザムザ阿佐ヶ谷

1月は五反田団の準備に明け暮れたが、舞台監督というクレジットではあったものの本番付き(ほとんどやることもないし)は途中までだったので、2月なかばからはフナレに全力投球できた。
3月末のフナレから5月頭のロロまでは一ヶ月あったし、台本は去年から読んでいた。
7月のマグネシウリボンは2月ごろ劇場を予約する段階からじわじわ打合せを進めることが出来た。
ここまで割と無理のないペースだったと思う。

しかし、後半戦のこのたてこみようはどうか。

9/19〜23   554「怪説・三億円事件」@d-倉庫
10/1〜5   連続模型「ゴシック&ハピネス・ベル」@王子小劇場
10/17〜11/1 五反田団「生きてるものはいないのか/生きてるものか」@東京芸術劇場小ホール1(技術監督)
10/21〜25  Trigger Line「938」@劇場MOMO
11/5〜8   プリタク「パズル」@シアターシャイン
11/11〜15  エレクトリック・モンキー・パレード「シガラミズム」@王子小劇場

連続模型やTrigger Lineは時間をかけて打合せを進めているし、五反田団の話もだいぶ前から身構えていたが、マグネシウムリボンの初日にプリタクの顔合わせをして、今度554の初打合せをして台本をもらったところで、一気に6公演が準備体勢になった感覚でいる。

まだ先の11月ではあるが、プリタクも台本はあってすでに空間や演出のイメージの話が進んでいる。
Trigger Lineは、目下チラシデザインが佳境。そして、台本の一字もない4月からすでに台割図面があるほど空間や演出イメージの話が出ている。
また、時間をかけてきた連続模型やTrigger Lineは、ここにきて台本が固まりはじめた。
いい意味でも、悪い意味でも、すべての作品について考える材料が出ている。
同時に考えることができるし、同時に考えていかなくてはいけない。

作品の製作段階が終盤まで進むと、打合せで一つ一つ問題や課題が解決されて、やるべきこと出来ることが減っていくが、そろって序盤なので、打合せをするたびにやるべきこと出来ることが増えていく。
それぞれに、連絡や打合せ、下見や図面作図、調べること、クリアすべき問題、観るべき映画や読むべき本、などが増えた。

いっせいにスタートラインに揃った感覚だ。