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2008年5月30日

合板の弱点

朝一番に、以前舞台美術をやったユニットの俳優から電話。
短編映画の撮影に必要な小道具の依頼。
6/10までにほしいとのことで、時間の余裕はあったが、工房の使用状況や自分の予定を鑑みると、今日つくってしまうのがベストと判断して、急ぎそのための段取りをする。


午後から工房(六尺堂)にて作業を始める。
表彰台とプラカードが三つ。
装置としては小道具レベルで、たいへんなものではないが、たとえ一個二個でも仕上げまでひととおりの工程が必要だから、たくさんの舞台装置をつくる中でいっしょにつくるのに比べると効率は悪い。
乾き待ちなどもあって、ノンビリやりながら夜までかかる。
そして塗装の乾き待ちをしながら、カッティングシートの切り文字。

塗装が乾いたらコンパネ(合板)の表面が浮いて、はがれて、割れてきているところが発生。
裏返してやり直し。仕上げはしないまでも、裏も空洞にせず面構造にしといてよかった。

ベニヤとかコンパネなどの合板は悪いのにあたるとこういうこと「塗ってみたらはがれた!」が起きるので注意が必要だ。
今回のように白塗装だと、板の色(黄色っぽい)が浮いて出ることもある。
そして、舞台装置の仕上がり面が、合板に塗装、ということはけっこうある。

しかし、注意をするといってもよほど酷い品質の物を避ける以上なかなか完全に予測することも出来ない。
いちいちテストもしていられない。
想定内の出来事として、心がまえしておくくらいではある。
あとは、時間やコストと仕上がりの要求などの条件を満たせば、紙貼りや経師貼りにするのが無難かもしれない。

先日の、「佐藤佐吉演劇祭記者会見」の看板でも紙貼りなどしたし、白の経師紙の一巻きくらい何かの時のために常備しておいてもよいかもしれないと思った。
白塗装自体、ベニヤに一塗りではなかなかきれいにのらないし、白経師の下地の上からならペンキや絵の具もうまくのることがある。


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