昼に、舞台打合せのため王子小劇場へ。
王子小劇場では、劇場利用一週間前までに、舞台面の責任者(だいたいは舞台監督)・公演制作面の責任者(主催者か制作さん)そろっての舞台打合せをお願いしている。
劇場近くで、打合せに来た舞台監督さん・主宰さんと遭遇。
すでに知己の舞台監督さんでもあり、かなりシンプルな舞台ということもあって、劇場に入るまで道々の雑談で必要なことの半分近くは打ち合せられてしまった。
それくらい問題が何もない場合でも、ご足労いただいての打合せというのはしておくべき意味がある。
よほど身内にならない限り、電話などで打ち合わせるだけでは伝わらない機微、共有出来ない物事というのはある。また、顔をつき合わせて話さないと打ち合わせ漏れることも出がちだ。
身内であればあったで、また馴れ合いで抜けることが出てくる。
だから劇場スタッフが個人的に主催する公演であっても、契約と舞台打合せだけは必ず行うことにしている。
一見無意味な儀式に見えても必要である。ということは数年の劇場運営を通して実体験の結果得たことだ。
本当は公演中の「(小指値 改め)快快」の「ジンジャーに乗って」を観るのを楽しみにしていたのだが、知らないうちに今日中に処理しなくてはいけない仕事を用意されておりままならず。