JBJJPの初稽古見。
そして、作演出・舞台監督・美術小道具、顔を合わせての打合せ。
稽古場で動きつけてみているのだとか、役者の肉体、たとえば声ひとつとっても、台本を読むのではわからない圧倒的な情報量がある。
まだ、色々なことを決めてしまわずにアイデアを出す段階。
最初のオーダーというか、イメージとして出ていた舞台空間とは違う、縦長の舞台、対面客席を提案してみる。
稽古場での動きとスピード感を見て、長い距離をとった空間がいいのではないかと直感したので。
稽古場で寸法をとって動いてみた結果、狭さを感じていたようで、長い距離をとれる舞台、また以前やろうとしてまだやってみたことのなかった対面客席に興味をもってもらえたよう。
もうしばらくアイデアを泳がせてみることにする。
台本はまだ最後までではないし、なかなか断片だけで上演を想像しにくい作品。
自分も舞台監督も過去の上演作品を観ていないので、過去作品のDVDを観たいと希望する。
なぜ、こんな基本的なことに気づかなかったのか。
顔合わせの段階で希望しておけばよかった。
急いで近いうちに見られるように段取りしてもらう。
記録映像では、もちろん作品を伝えきることは出来ない。
しかしどんなに簡単な記録映像でも、けっこうな情報量があるだろう。
教訓 / 観たことのない団体の仕事をするには、過去作品の映像を観るべき。そして、稽古場に行ってみるべき。