舞台美術プランとか劇場スタッフとか、

かつては写真とかもしてきた、松本謙一郎のサイト。


今(2010年〜)はもっぱらツイッター( @thinkhand / ログ )で、ブログとしては更新してませんが。
最近は主にもろもろの告知とアーカイブ、ポータル的編集記事など。

2008年あたりは、割と色々書いてます。






























箱男

連続模型「モテイトウ」の装置製作追加作業。

以前ある公演で製作した後、去年トリガーラインでも再利用し、アトリエに持ってきていた椅子をリメイク。
表面をバーナーで焼き、ワイヤーブラシで落とす。
もとの塗装を落とすためと、木目を立体的にたてるため。
今回は濃いグレーに塗るので、もとの塗装の白を落としてしまいたいし、塗り重ねると木の素材感が弱くなるので。
連続模型の前回公演「再クラシカル〜」で製作した、「マツマコーラ」のホームサイズ箱も焼いて削る。
焼いた感じが意外によかった。
しかし、今回はすべて濃いグレーに統一したいので、この発見はすぐには生かせないが。

新規に製作するものはそんなに多くないが、塗り仕上げ前の作業に割と時間がかかる。
連続模型の前回公演で使った木箱の塗り直しや、新規製作製作の木箱。
木箱が多い。

夜、参加すると約束していた、工房の「ほぼ週刊WS」に、なんとか作業のキリをつけて参加。
今日のお題は、「究極の釘箱 / プラン編」
今日のナビゲーターに、このネタを推したのは自分でもあり、もちろん興味もあったのだが、予想以上に盛り上がった。
今日のところはプラン編として2時間ほどだったが、まだまだプランするために調べるべきことや実験するべき宿題がたくさん挙がり、このネタだけであと数回のWSが出来そうに思えた。

より使いやすい釘箱や工具箱を自作したいと思ってはいても、なかなか暇がなく、既成のザルやプラスチックケース、タッパなどを使っているのが現状。しかし、これには使い勝手にまだまだ不満もある。
暇をつくって、工夫をこらした釘箱を早くつくりたい。

WS後、明日朝一積み込みなので、塗装した装置を乾燥かたがた広げて帰る。
箱、箱、箱。
箱づくしの一日。