舞台美術プランとか劇場スタッフとか、

かつては写真とかもしてきた、松本謙一郎のサイト。


今(2010年〜)はもっぱらツイッター( @thinkhand / ログ )で、ブログとしては更新してませんが。
最近は主にもろもろの告知とアーカイブ、ポータル的編集記事など。

2008年あたりは、割と色々書いてます。






























カブトムシ

マグネシウムリボン「ジャック」の劇場入り日が一週間後に迫るが、作業予定を返上して、図面作業・見積検討・材料の発注・買い出し。

当初は余裕を持って、出演者にも手伝いに来てもらいやすいように、劇場入り三週間前くらいを目標にしていたが、全体の進行の遅れで、二週間前に。
そして、ここは焦らずギリギリまでプランの検討を粘って作業に入ることにして、直前の今週中4日間を装置製作作業の日程にした。
予算的にも、規模的にも4日間作業くらい。保険は積込み日に半日ある程度で、本当はもっと余裕があると気持ちは楽ではる。
かわりにアトリエヘリコプターの改装作業を入れ替えで進行して、昨日のうちにめどをつけたのは安心。
今週は、マグネシウムリボンに集中する。

色々迷いのある状態で製作するより、決定した状態で作業するほうが効率もよかったりする。


主婦の買い物のように、購入先による資材の値段を比べ、作業手順上の配達の都合なども考えて、一部の部材をビバホームで購入。
150mm巾×13mm厚×1820mmの杉板を10束、120本ばかりの大人買い。

担ぎ上げると、カブトムシのような。正確にはカブトムシを飼う土のような、濃厚な木のにおいが強くする。木のにおいというのも実は色々あるのだが。
カブトムシというのも、夏らしいというのも、今回の作品には関係のあるところ。
夏の空気感とか。

カブトムシ」といえば、aikoの曲だが、これは実は冬の曲でまったく夏っぽくない。
しかし、この曲が10年前発表だという事実に気がついて少し驚いた。
初めて深夜ラジオのaikoのトークを聞いた時、曲のイメージと一致しなくて驚いたのも懐かしい。