舞台美術プランとか劇場スタッフとか、

かつては写真とかもしてきた、松本謙一郎のサイト。


今(2010年〜)はもっぱらツイッター( @thinkhand / ログ )で、ブログとしては更新してませんが。
最近は主にもろもろの告知とアーカイブ、ポータル的編集記事など。

2008年あたりは、割と色々書いてます。






























「TikTok」と「優しい劇団」前編

先日、友人から「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督・最新作!ということで、この動画を教えてもらったことで、今さらながら初めてTikTokをアプリダウンロードして、色々と試してみてる。

@picorelab 「レンタル部下」#ショートフィルム #ショートドラマ #TikTokShortFilm ♬ オリジナル楽曲 - 上田慎一郎


なるほどなあ、これは流行るわけだし、スマフォで視る動画を発信するのに特化していて、確かに面白い。すごいスピードでザッピングしながら、次々とオススメされて出てくる動画で、自分から検索するなどでは出て来ないような新しい情報に出会える。
オススメは、それなりに自分のアクションに対して的確。
Youtubuショートもこれに近いし、インスタにも動画は多いが、それらと比べてストレスが少なく特化されてる。
発信する側としても、無名の個人やアーティストなんかにチャンスがあるものだろう。
「カバーした」「踊ってみた」や様々な動画でフリーに使われる楽曲の短いヘビーローテーションは確かに「流行」をつくるのに法則にかなって効果的だ。

最初の数秒でトバされるメディアの、数分のパフォーマンスや作品。
前述の上田慎一郎作品もこの尺で流石だな、と思ったけど考えてみたらCMなんて30秒足らずでしっかりとストーリーがある「作品」になり得てるのだから、才能とスキルと手間(そして、或いは、つまり予算)さえあれば可能なことで不思議ではない。
しかし、スポットCMとか昔からあったが、それは「時間を買って」広告する事情によるものだったけど、現在はたぶん視聴者の「時間を奪い合う」競争の中で、Youtubeのトバせる生活習慣の果てに、TikTokの数秒でトバせるザッピングに最適化したツールが出て来た現在なんだろう。

これは視聴するのもなかなか面白いけど、発信するのにも使えるツールだと思ったが、、、さて、何に?
自分がするなら、木工や舞台技術系のことを、、、とてもマメには出来なそうっていうのと、もう海外の面白い道工具・木工系の面白い動画がたくさんアップされていて、とてもではないが敵わない。
(とはいえ、ちょっとやってみるか?も?)

求人や業界の周知、若い人材の獲得に向けてっていうのは、少子高齢化で深刻な今とても可能性感じるけど、やはり考えることは同じで、きっと企業がプロ(代理店や俳優、モデル)使ってるっぽいのが数々出てくる。
たぶん自力で商品の宣伝にがんばってるっぽい道工具店なんかもあって面白い。

音楽と同時に踊る動画が強いってことは、自分に身近な身体表現系のひとたちにとっては、かなり使えるツールなんじゃないか?と薦めてもみたが、ここはまず自分でもアップしたり運用したりして知らないといけない。

ということで、さて何かアップ出来る画像あるかな?(木工技術系のを新たに撮るという面倒くさいのは、きっとすぐにはしない)と思ったら、先日観に行って面白かったし撮影大歓迎だった野外公演があったので、試してみることにした。

(長くなったので、後編に続く)