舞台美術プランとか劇場スタッフとか、

かつては写真とかもしてきた、松本謙一郎のサイト。


今(2010年〜)はもっぱらツイッター( @thinkhand / ログ )で、ブログとしては更新してませんが。
最近は主にもろもろの告知とアーカイブ、ポータル的編集記事など。

2008年あたりは、割と色々書いてます。






























「美しきものの伝説」作品紹介

舞台美術アドバイザーとして5回目の参加となる、

演劇ビギナーズユニット2023
泳蝉舎 @eisen_sha
修了公演
「美しきものの伝説」(作・宮本研[ Amazon ]


演出・岡本昌也氏による作品紹介

を、
せっかくなので、リンクテキストにしてみました。

----------

社会主義活動家・貝塚四分六(堺利彦)は、
クロポトキン(大杉栄)・暖村(荒畑寒村)らとともに、
代筆業を営む<売文社>を設立。

売文社は大逆事件以後、閉塞状況にある
社会主義運動を維持し、生活を守るための会社であった。

一方、演劇界では文芸協会を離脱した先生(島村抱月)率いる
劇団<芸術座>が、松井須磨子、早稲田(澤田正二郎)などの
人気俳優や稀代の作曲家、音楽学校(中山晋平)を座員とし
「新しい国民劇」を志向。

ルパシカ(小山内薫)や市川左團次率いる自由劇場と激しく
対立しながら、共に新劇運動を展開していた。
その動向を<東京日日新聞>記者評論家の
サロメ(神近市子)が追っている。

そして、大正元年。
売文社に、婦人解放運動の第一人者である<青鞜社>の
モナリザ(平塚らいてう)をたずねて伊藤野枝が訪れる。
そのころ野枝は、女学校時代の教師であった辻潤と結婚し世間
を騒がせていたようだが……。

政治、演劇、恋愛……青春のすべてに意義を申し立て、
大きな変革を望んだ若者たちが死ぬほど生きた大正期。
史実は史実を越えて、令和を生きる私たちの心に
一本の杭を打ち込んでいく。


----------

9/30(土)13:30 18:00
10/1(日)13:00(予約受付終了)

(上演時間:約2時間)

@京都市東山青少年活動センター @higashiyamaYS・創造活動室